夏ですね。
みなさんは夏といえば何を思い浮かべますか?
ボクはあまり夏が、というか暑さがめちゃくちゃ苦手なので、さっさと秋冬にバトンを渡してほしいと思います。
こんにちは、こんばんは、けいです。
今年の夏は特に異常ですよね。
めちゃくちゃ暑いです。これはもう殺しにきてますね。殺意高すぎです。
そんな暑い中で激闘を繰り広げる高校球児たちは、ぜひ体調に気をつけてほしいと思います。
熱中症で倒れたりしたら悔やんでも悔やみきれないでしょうしね。
ボクもかつて野球をやっていた身ですからその気持ちはわかります(突然のアピール)。
さて、苦手な夏ではありますが、そんな中でも楽しみにしていることがひとつあります。
それは、細田監督の映画です。
『時をかける少女』こそDVDで観ましたが、『サマーウォーズ』から『バケモノの子』までは全部劇場鑑賞です。
そんなボクなので、最新作である『未来のミライ』も楽しみにしていたわけですね。
で、タイトルの通り観に行きました。
はい、観てきました。
観てきたんですけど、うーん。
なんというか、ボクには合わなかったかな、と。
タイトルの通り、なんかこの……うーん……という感じでした。
ぶっちゃけ、これまでの細田作品の中では一番面白くなかったし、よくわからなかったです(あくまでボクの主観です)。
じゃあ何がどうイマイチだったのかってのを、書いていこうと思います。
例によって特に深い考察ができるわけではなく、「わかってねーなーこいつは」みたいなこと書くかもしれないですけど、そこは「そう感じるやつもいるんだな」くらいの感じで見てもらえれば。
では、いきます。
『未来のミライ』の簡単なあらすじ
幼稚園児のくんちゃんが新しくできた妹・みらいちゃんに嫉妬するもなんやかんや不思議な体験をしてお兄ちゃんとして成長する
みたいな話です。
めっちゃ端折ってるように見えますけど、実質あらすじとしてはこれしか書くことないと思います。
というのも、全体を通して
おおよそこの流れの繰り返しなので、あらすじとしてはあんま書くことないんですよね。
なので次いきます。
個人的なもやもやポイント
『ジュラシックワールド/炎の王国』のときはおすすめポイントから書いたんですけど、今回はもやポイントから。
なぜなら全体的にもやもやしたから。
ピンポイントでここがちょっと、っていうよりは割と大枠の話なので、もやポイントの数自体は多くないんですけどね。
- 結構置いてけぼりというかほったらかしというか
- 結局なんなのかがわからない
- CM詐欺感
結構置いてけぼりというかほったらかしというか
くんちゃんは映画のかなり序盤から不思議な体験をするわけですが、特に前触れもなく不思議現象が発生します。
それについて特に説明とかありません。
だからなんというか、観てても「え、え、なに?なんで?」ってなります。
例えば『サマーウォーズ』ではOZがどういったもので、あの世界で何が起こって、主人公がどう巻き込まれたのかが明確にわかってます。
『おおかみこどもの雨と雪』は突然オオカミ男が出てきますが、オオカミ男の存在は誰もが知ってますし、そういう生き物がいるという前提で考えれば突拍子もないって感じではありません。いやまあ設定自体は割と突拍子ないですけど。
『未来のミライ』は、そういった前提みたいなのがまったくわからないです。
状況自体はまあわかりますけど、なんで起きてるのかとかがよくわからんのです。
最初だけそれならいいんですけど、説明ないまま続くんですよね。
のっけから結構ぽかーんとしてました。
結局なんなのかがわからない
2個目ではありますけど、大体上のやつの続きです。
前提がよーわからんとしても、物語の途中で説明があればいいんです。
別の監督の作品でアレですけど、例えば『千と千尋の神隠し』もトンネル抜けたらなんか不思議な世界だった!って突然始まりますけど、そのあとそこがどういう場所なのかとか説明ありますよね。
別に全部説明しろやって言ってるわけじゃないんです。ある程度それはなんなの?っていうのがわかればいいんです。
で、『未来のミライ』。
説明ありません。
いや、めっちゃ終盤に一応説明らしきものを学生みらいちゃんがしてくれるんですけど、アレもなあ……。
ボクの国語力とか理解力とかが低いのかもしれません。
まあ説明するような話じゃないんだろうなって感じもしますけど、これまでの細田作品の雰囲気を期待してた側からするとちょっともやっとする感じです。
CM詐欺感
これは映画そのものの話じゃないですけど。
『未来のミライ』のCMあるじゃないですか。
あれ見たら、未来からきたみらいちゃんと一緒にいろんな体験・冒険をして云々みたいな話にみえるじゃないですか。
違いますからね。
CMを見て期待して観に行くと「あれちょっと違うな?」ってなると思います。
個人的なおすすめポイント
めっちゃピンポイントな話になるけど、好きなポイントももちろんあります。
全編通してくっそつまらんわ!っていう作品ではないので。
- ひいじいじかっこいいし、ひいばあばとのエピソードもよかった
- 自転車のエピソードは結構好きだった
- みらいちゃんかわいい
ひいじいじかっこいいし、ひいばあばとのエピソードもよかった
くんちゃんは不思議現象で過去の世界とか未来の世界とかを訪れるわけですが、その中のひとつにひいおじいさんと出会うエピソードがあります。
このエピソード、めっちゃ好きです。
なによりひいじいじがめっちゃかっこいい。
顔が良いのもあるけど、かっこいい大人だなって感じ。
あとひいばあばとのエピソード最高かよ!
時間にしたらめちゃくちゃ短いけど個人的に今作屈指の名シーンだと思ってる(
自転車のエピソードは結構好きだった
上のひいじいじのやつが自転車のエピソードなんですけど、これは結構好きだった。
ひいじいじ効果もあるけど、エピソードとして唯一共感できた感じがした。
自転車乗れなかったときって、あんな感じだったよね。
みらいちゃんかわいい
かわいい。赤ちゃんみらいちゃんも学生みらいちゃんもかわいい。以上。
まとめ
正直、ボクが期待しすぎていた感もあるかもしれません。
「細田作品はこうだ!」みたいなのが強すぎたのかも。
だから面白い面白くないというよりかは、思ってたんと違う、って感じなのかもしれませんね。
まあでも、ボクにはちょっと合わなかったかな。
そんなわけで、個人的な『未来のミライ』の評価は★3ということにしたいと思います。
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